最近、読んだ本のご紹介
- 岡嶋 裕史
- iPhone 衝撃のビジネスモデル
ぼくはアップル製品のユーザーではないんですが、
iPhone はちょっと欲しいなと思って買ってみた本。
書評としてはiPhoneのことはあんまり書かれてない‥。
ジョブズは『電話を再発明する』とプレゼンしてたけど、
iPhoneとは以下の3つの要素に集約されるらしい。
1.全面タッチパネル式液晶のipod
2.携帯電話
3.革新的なインターネット・コミュニケーション・サービス
最後まで読んで感じたiPhoneのことはインターフェイスがめちゃくちゃ
クール!だということ。それによって様々なサービスを提供できるであろう
ということ。
そんな事より筆者の第二章『web.2.0の幻』がweb2.0の本質を
ついてて読み応えがあった!!ココを読んだ方がいいと思う。
web2.0の本質は技術ではない。web2.0は収益を上げるか?など
web2.0を理解するのに役に立った。
個人的にはジョブズは好きな経営者やし、アップルという会社は
クールさを追求している会社やと思ってる。
この本にも『クールでない技術やサービスは使われない。将来の技術を
展望する立場にある人はこの点を忘れない方がいい。』と書いてあった。
確かに利用者はクールさのために利便性を犠牲にすることを厭わない。
例えばハイヒールみたいに。
最後にもっとも共感できたのが、
『アップルの何が優れているか。iPhoneという製品が優れているのは
大したことではない。自分がエキサイトできる製品を作ってしまおうという
モチベーションと、それを実現してしまうプロセスが優れているのだ。』
そういうスピリットと土壌がある会社がアップル![]()
確かにクールだ‥!!
ただし、衝撃のビジネスモデルというわりにそこにはあまり触れて
ないし、無理矢理難しい言葉を使っていると言う印象が強い本
だったので点数はこんな感じで‥。
読みやすさ:★★☆☆☆
オススメ度:★★★☆☆
iPhone 衝撃のビジネスモデル
