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話題の写真共有サービス「Color」に会社見学

週末にレンタカーを借りて、
写真共有サービスの「Color」に会社訪問してきました。
オフィスはスタンフォード大学の近くにあり、
サンタクララから車で40分ほどでした。

そもそも発端はこの記事。
完全な「パブリック」写真共有サービスを目指すColor、オフィスも異例の「パブリック」ぶり

なんか、中に入ってオフィスを見て行ってサービスの意見を聞かせてくれ。
なることが書いてあるので取りあえず行ってみた。

GPSを駆使しながらちょっと迷ったけど。張り紙を発見。
スタンフォードまでの目抜き通りを一筋入った、小さな交差点の角にあります。


ただ、中を覗いてみるとまだ工事中というか机と椅子が置いてあるだけ。
そして誰もいない。

これ、どこでみんな働いてんのか。。。
ひょっとして引っ越ししたばっかりか、まだオフィスできてないんかなぁ。
と思って立ち去ろうとしたところ。

奥の方から人が出てきた!!

入り口付近で騒いでたからか、勝手に覗いて怒られるかもと思ってたら、
以下、こんな感じのやり取り。

Hi!!おまえらどっから来たの?
俺たち日本のネットベンチャーで日本から来た。
Colorは日本でも話題になってるから、オフィスを見にきたんだ。
そうか。でもそっちはオフィスじゃないんだこっちこっち。
といって交差点からもう少し奥に移動。

すると道路に面したショーウィンドウに世界中のColorで共有された写真が
映し出されてる!!

後ろに大型のプロジェクターが置いてあり。
そこから投影されてました。
あんたColorで何やってるの?エンジニア?って質問したら、
そうさ俺はここでエンジニアやってる。CTOだ。
!?
CTOなの!?
写真取るか?
いいの?
もちろんだ。
ということでパシャリ。

名刺くれよって言われたから。渡して。
こっちも名刺ちょうだいって言ったら、わるいなまだ名刺ないんだ。
紙ある?ってアドレス書いてくれた。
どうやらVinceという名前らしい。

だいぶ堪能できたので、ありがとうって言って
握手して、帰ろうとしたら。

よかったらオフィスの中を見てくか?
really!?
sure!!と言って扉開けて中に招き入れてくれた。

ここからオフィス見学開始!!

だだっ広い部屋にみんなMacで開発してる。
ちなみに後でわかったけど、Colorのオフィスは最初の作りかけの部屋も
含めてこの部屋と同じサイズの長方形の部屋を3つ横並びにくっつけてできてる。
つまり3部屋あって、一部屋は交差点に面しててガラス張りで誰でも覗ける。
残り2部屋は別の入り口からでないと入れない。

今、どれぐらいの人が働いてるのって聞いたら。
30人ぐらいとのこと。

そしてみんなほとんどここで開発してると話してくれながら、
奥まで案内してもらい。
そこに何と地下への入り口が。

地下には卓球台とかレゴブロックで遊べる場所とか。
結構、贅沢な部屋の使い方でびっくりした。
上の部屋もそうやったけど、MTGだけの部屋みたいなのは一切ない。

案内してもらってたら、
奥からの別のエンジニアが。

Vinceと彼が立ち話してたら、
彼は日本語も喋れるんだぜ。 とのこと。

多分、冗談で言ってるんやろ。
と思ったら本間に流暢な日本語で話しかけてきてくれたw。
何でも2年間ぐらい横浜に住んでてある程度、喋れるらしい。
ここぞとばかりこの人に色々質問して、
案内にも加わってもらった。

Colorは資金調達の額が凄くて有名だ。
ネット会社がたくさんある渋谷で働いてるけど、
日本だとまだあんまり使われてない。
こっちでは結構使われてるの?

いやぁこっちでもまだそんなに使われてない。
この辺はまだちらほら使われるけど、
テキサスとか行くとまったく使われないよw

もっと写真を共有できる範囲を広げたりしないの?

それは考えてるけど、
プライバシーの問題で100フィート圏内以上だと
ちょっと難しいんだ。

とのこと。
そして更に別の部屋に案内。

地下にテントある!
ここで寝泊まりして開発してんのか。
壁にはいくつかの絵画が立て掛けてあった。

この絵はどうしたの?
これはうちのデザイナーが描いたんだ。
これが俺だ。うまいだろとのこと。

スマートフォンアプリはUXがとても大事だ。
うちにはUXだけを専任で担当するデザイナーがいるんだ。
とのこと。

確かにこっちのスタートアップは大体がiPhoneアプリ作ってるし、
シリコンバレーの方がUXとかは進んでるんかなぁと感じた。

他にも日本だとアプリのUXはどういう風にやってんの?
例えばmixiとFacebookは大分違うけど、日本のユーザーはどんな感じなん?
みたいな話もした。

一番、面白かったのは、
Colorの資金調達の額はとても凄いけど、マネタイズはどうするつもりなの?
って質問したら。

2人とも大笑いして、全然考えてないって言ってた。
やっぱりこっちはサービスを作る風土とそれに投資する投資家との
エコシステムができていて、日本だと一切マネタイズがわからんサービスに
いきない何億も投資されるなんてことはほとんどないと思うし。
あーここがシリコンバレーなんだなぁと実感できた。

そして再度、上に戻る。

やっぱりどんなスタートアップにもキッチンはある。
この開放的なオフィスレイアウトがシリコンバレーっぽい。

それじゃあmtgあるから、また遊びにきてよ!
ってことでお別れ。

シリコンバレーの話題のベンチャーでオフィスや働いている風景を
肌で実感できて、今回は本当に楽しかった。
こんなベンチャー創りたいし、世界的に有名になるようなサービスが
なんでシリコンバレーから出てくるのかもわかった気がした。

シリコンバレーでサービス創りたい。
そう強く思った一日でした。

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