in インターネット, 仕事, 日記

IDEOディレクターのElle Luna氏とのメンタリング

今日は午後から@mulligan、@ellelunaにメンタリングしてもらった。
デザインを褒めた頂いたのが素直に嬉しかった。
そしてローンチ前の仕込みの部分に重点的にメンタリングしてもらった。
まさか、Pitchdeckのフォントまで指摘されると思ってなかったので、
さすがだと思った。
お忙しい中、本当に感謝。

そして、夜から表題のセミナーが開かれたので、忘れないように備忘録。

Brenden Mulligan – ローンチ後の戦略

今の時代、サービスをローンチするのは凄く簡単。
ローンチした後が重要。
ローンチする際に問いかける「なぜローンチするのか」
ローンチする際にローンチする目標を明確にすること。
世界を変えるとかではなく、
「○○の数の人が○○を投稿するサービスを作る」というような具体的な目標

①ゴール設定
ローンチする目標を明確にするのが大事
ローンチする時に学びたい事を3つ決める

■photopileの場合
・アイデアをローンチさせる事
・人が楽しくinstagramの写真を簡単にウェブで見れる事
・バイラルループの検証をすること

■morningpicsの場合
・なぜ人がメールを開けるかの検証
・そこそこの価値の内容のメールを送っても開いてくれるか
・友達を招待する流れを検証したかった

■Onesheet
・開発とデザインのない人も簡単にサイトがつくれる
・2分以内にサイトを立ち上げれる
・少ないコンテンツでもサイトを立ちあげれるか

■tiplist
・簡単に街の情報を共有できる場所を作れているか
・Emailでの情報のやりとりをなくしたかった
・UXの検証をしたかった

大きく世界を変えるようなゴールではなく
フォーカスできるシンプルな目標をつくる
世界は後からついてくる

②KPI設定
目標を達成できているかの検証
3つか5つにKPIは絞る、30個とかではない
自分が立てた3つの目標を達成できるかどうか

■photopile
・ちゃんとローンチできたか
・人が楽しく見てくれてるかの検証にPV、写真のクリック数
・twitterでどれぐらい共有されているか

■moriningpics
・メールの開封率
・メーリングリストの購読停止がどのぐらいいるか
・リファーラルとしてどのぐらいのユーザーがサインインしたか

■Onesheet
・どれぐらいの数のサイトが立ち上がったか
・その内、完全にカスタマイズされたのがどれぐらいか
・セットアップの途中で離脱しているかどうか

■tiplist
・どれぐらいのtiplistがつくられたか
・一個あたりのtiplistにどれぐらいtipがついたか
・一人当たりのtipにどれぐらいtip作成数

大事なのはKPIを設定する際に定量化できるものにする
グラフにして見れるようなKPIにする

③データをビジュアライズし、ダッシュボードをつくる
データーはシンプルに見せる事が重要
Instagramがユーザーの要求を満たすのに指標にしている
※自分ならこういう指標にする
・ユーザー数
・写真数
・コメント数

■moriningpicsのダッシュボード
・Email数
・何通送られたか
・何通開封されたから
・どのぐらいアクティブか

チーム全員が数字を意識している事が大事。
フォーカスしている数字のメールが全員に毎朝届くようにする。
シンプルなアラートの設定も大事。有名な芸能人が使ってくれたりした時に
アラートでメールを送る(ブリトニースピアーズがサインアップしました。)
ゴールとKPIの設定からダッシュボードの設定はローンチ前にやっておくこと、
ローンチ後が他にやることはたくさんある

大事なのは自分のKPIをビジュアライズしてメンバー全員が毎日メールで
見れるようにする。そしてアラートの設定をする

④ローンチ後のプロモーション
Techcrunchに載ることを気にしない。
Techcrunchに載ることが成功ではない
ターゲットユーザーが読んでいる媒体に載ることが重要

OnesheetはTechCrunchとミュージシャンが読む媒体に載った。
TiplistはTechcrunchのみ載った。
Techcrunch掲載後はたくさんユーザーがきたがすぐにアクセスは下がった。
理由はTiplistはトラベラーが対象のユーザーでテッキーな人は1日しか使わなかった。
Onesheetは15個ぐらいのブログに取り上げられたが小さな音楽系のDJメディアに
取り上げられた時にユーザーが倍に増えた。

ローンチする時にできる限りサイトを共有したくなるような要素を入れる。
PhotopileはCalltoactionボタンがtweetボタンをどのページにも設置していた。
毎日、サイトがtweetされるような要素を入れる。

morningpicsは友達3人を招待すると優先的にサービスを使えるという招待性にした
Twitterで共有することをインセンティブにすることで、100万人フォロワーのいる
ユーザーにtweetされ、25回リツイートされた。

大事なのはターゲットユーザーがいるようなメディアに載ること。
サービス自体がプロモーションされるようにする。

⑤ローンチした後、ユーザーのフィードバックを吸い上げる
最初は複雑なサポートはいらない、サポートメールを設定するだけで良い
機能リクエストなどもいらない。
サポートのメールを通してユーザーが求めている事がわかる

自動返信メールを使うのはいいが、パーソナルなメールにすること。自動っぽくしない。
画像とかいらないプレーンテキストで、送信元を個人にしてパーソナルなメールを返すことを心がける。
サインアップした後に届く自動で届くメールもパーソナルなものにする。スペルミスとかわざといれる。
Onesheetの場合はサインアップしてサイトを作らなかった場合、なんで作らなかったの?という
メールを送っている。
こうすることで返信率がとても高くなる。

ユーザーからフィードバックが欲しい場合はシンプルに問いかける。
こういうステップをたどるとユーザーは何を考えているのかが分かり、
次の機能追加をする時に簡単に意思決定ができる。

—————————————————————————————

Elle Luna – デザイン戦略

元IDEOのデザイナー
デザインとイノベーションのコンサル会社
5年ほど勤めた
人と文化を深く理解しデザインをおこなう。

『新規事業を立ち上げる際にデザイナーのように考える方法』
デザインはスタートアップの本質
スタートアップは不確定要素が多い、デザインのプロセスは課題を理解し
課題の周りにあった事象をデザインで解決する

5TIPS

①人から始める事こと
スタートアップを始めるとチームの中で色々話してしまいがち、
人と会って、人と話してどういった課題を持ってるかを聞く事

Squareはそこを凄くうまくやっている
ジャックドージーの疑問。『なぜ購入にこんなにステップが多いのか。』
普通にクレジットカードで決済をする場合、14ステップも必要だった。
今のステップは買う側からのステップで、売る側も同じようなステップがあり、面倒くさい。
ジャックは14のステップが本当に必要かを検証した。
それは人にヒアリングすることで見つけた。

人から始める時の自分に問いかける3つのステップ
・自分の周りの課題を解決する人を観察できているか
・課題があったとしても、面倒くさいステップをちゃんと終えてる理由とモチベーションは何か?
・ユーザーが課題に直面した時にどういうステップを踏んでいるか

②話すのをやめ、作り出すこと
とにかくソリューションをつくれ
良いアイデアは形にすることが大切

IDEOでは物をつくることの大切さを学んでいる
IDEOでメディカル製品を作るクライアントがいて、鼻の整形に必要なツールをデザインして
欲しいという依頼があった。
鼻の整形をする際のステップとプロセスを見せてもらった。

プロトタイプを作る際は自分の身の回りの物をつかんでモックアップをつくって
ユーザーとインタラクションすることが大事。
何かをとにかく作り出すために

・プロトタイプを通して何を学びたいか
・いちばん早く学びたい事を学ぶために何をすればいいか
・自分のチームでプロトタイプをつくるために今何ができるか

③たくさんの仕事を投げ出すための準備をすること
プロトタイプをたくさんつくる。そしてほとんどのプロトタイプを投げ捨てる覚悟を持つ。

Instagramの事例
スタンドードの学生だった2人が作ったinstagramは最初はbur-bonというSNSだった。
bur-bonは150人しか使えないβテストをした、写真をアップロードをする機能がないのに
ユーザーは写真を一生懸命アップロードしようとした。
ステップがめちゃくちゃ大変なのにユーザーはかっこいい写真を共有しようとしていた。
『気軽にかっこいい写真をアップしたい』課題に気付きサービスを6週間で作った。
短期間でサービスを作れたのはbur-bonのインフラやテクノロジーを使った。
全てを捨ててInstagramを作った。

常に何の課題を解決しようとしているかにフォーカスする
どういう無駄を排除できるかを常に自分に問いかける事が大事

④できる限りの時間をスタートアップをやっていない人と語り合う時間に使うこと
起業家は束になってイベントに集まるが起業家だけとコミュニケーションをしていると、
起業家向けのアプリを作ってしまいがち。
シリコンバレーはそんなクソサービスで溢れてる。
起業家以外と話をすること。

Pintarestの事例
Pintarestは起業家と話さずユーザーにフォーカスした。
ターゲットは500万人のお母さん。
女性のほとんどは西海岸でもなく東海岸でもなく中部にいる。
レシピや食べ物をピンしている。
ハロウィーンの飾りとか。
起業家のコミュニティを無視したおかげで、ありえないユーザーの伸びをつくることができた。

・スタートアップ業界以外の誰と会話しているか
・自分の頭の中のイメージ(女性はピンクが好きなはずとか)が合っているかどうかが検証できているか
・課題を持っているユーザーの文化にとけ込めるか

⑤あなたの製品を人間味のあるストーリーにすること。自分のなかのストーリーを語れるか
製品とユーザーがインタラクションする時に感じた感情を表現する
トロピカーナの動画

Q&A
Q:製品が完全でない場合もバイラルマーケティンングするべきか。
A:スタートアップや製品によるが、パブリシティにマーケティングする必要はない。
こっそりローンチして、準備が整った後でも良い。

Q:pintarestの写真コピーライトの訴訟リスクをどうやって回避できるか
A:日々課題に向き合うしかない

Q:人から始めるために日々ルーチンでやっていること、意識していること
A:常に周りを観察している事、そして記録する事。観察したことを写真に撮影している。
思いついたことをEvernoteに書いている。

Write a Comment

Comment

16 Comments

  1. from lat. manus – “hand” and scribo – “I write”) ]

  2. from lat. manus – “hand” and scribo – “I write”) ]

  • Related Content by Tag