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CheckPointsのプレゼン資料を公開

TC Disrupt―お店で品物をチェックしただけでポイントをくれるCheckPoints–実は製品マーケティングの新手法

こちらもadtechSFのstartupspotrightに登壇していたので、資料を共有します。
CheckPointsについては書きたい事がたくさんあって、
まず、事前にサンフランシスコへの出張にあたって、こっちでしか使えない
アプリをリストアップして現地で使ってサービスを体感して行こうと思ってた。

CheckPointsも、もちろんその内の一つやったけど、
正直その中でも一番期待していなかったアプリで
ポイントを貯めて商品還元ができるという部分ではECナビやネットマイルに
近いし、そこに興味があったものの、他にもっと使ってみたいサービス の
方が魅力的だった。

しかし実際はサンフランシスコに滞在中もっとも利用していたサービスは
CheckPointsと言っても過言ではなかった。
最後にはほとんど全てのページのキャプチャを撮って帰ってきたぐらいだ。

まずは資料を共有しよう。

サービス内容は大体スライドを見ればわかると思うので省略します。

このサービスのどこにはまったかと言うと
シンプルにポイントが貯まるところ。
ECナビのサービスでもいかにユーザーにポイントを貯めさせ、
中毒性を高くしていけれるかは重要な要素になってるけど、
CheckPointsもそれに漏れずがんがんポイントが貯めれる。

実際にチェックインすると近くの提携店がズラズラ出てくるのだが、
まずチェックインするだけでポイントが貯まる。
しかもお店だけなのかと思っていたら、ホテルとか他の建物でもチェックイン
してポイントが貯まる。
ちなみにあんまり離れた距離や連続チェックインすると場所が遠過ぎるとか
そんなに早く移動できないだろと怒られる。

残念ながらwifiが飛んでないと使えなかったので、
大きなショッピングセンターとかでしかスキャンまでできなかったが、
最初はこんな面倒くさい事、本当にやるのかなと思ってたけど、
UIが素晴らしかったからかそこはほどんど気にならなかった。
自然に店にチェックイン→商品を探す→バーコードスキャンの流れが進めれる。

その他、ポイントは毎日ログインや他のアプリをDLしてのリワード、
それとポイントとコインという概念があって、コインを使えば
スロットゲームやLottoゲームなどポイントが増やせるゲームもあった。
基本的にスキャンすれば両方貯まり、2種類ある意味がわからなかったが、
ここはモバコイン、モバGみたいなものかと解釈。
あとコインはキャンペーンやプロモーションっぽいことでも使うのかな。
コインはアプリDLのリワードとかハードルの高い指令をクリアすると
たくさん貰えた。

また、上のスライドにデモグラデータが少し公開されてたけど、
憎い事にポイントを貯めた完了ページでさりげなく、
アンケートが出現し答えさせられるのだ。
例えば『犬飼ってる?』『兄弟はいる?』みたいな。
これには自然と回答させられて、なるほどなーと感心した。
ちなみにポイントは付かなかったw

それと、ボーナスコードというものが設定でき、
自分のボーナスコードを入力して友達が登録してくれると、
ポイントが貯まる常套手段の友達紹介と、
ソーシャルメディアと連携しておくことでポイントが貯まる毎に自動で
つぶやいたり、シェアされてそこにはボーナスコードが記載してある
というサービスの巧みさもあった。
もちろん評価コメント欄はボーナスコードの晒し合いで1,000件越えしていた。

友達紹介もソーシャルメディアから友達を引っ張ってきて全員に案内もできる。
それにボーナスコード経由で登録したユーザーがログインしてくれる毎に
いつでもボーナスポイントが貰えるという徹底っぷり。
プロモーションやユーザーメリットのためにソーシャルメディアをどう使っていくかはアイデア次第で色々できるなぁと勉強になった。

あとは、この広告手法ではEngagementという言葉が何回か取り上げられていて
このEngagementという言葉は他のセッションでもたくさん使われており、
ユーザーをいかにEngegementさせるかというのがトレンドワードだと感じた。
直訳すると約束。

ブースではSenior Vice Presidentの方と話をする機会があり、
もちろん日本での展開を聞いてみたけど、この方もこちらのマーケットが
大きいからこっちて規模を大きくしてからとのこと。あと人数も少ないしね。
と答えてくれた。
名刺交換して実は同じように商品を購入してポイントが貯めれて還元できる
サービスをやってるから、日本で展開するときには声かけてよと伝えておいた。

最後にやっぱりスマートフォンというデバイスでリアルにポイントが貯まる感覚。
そしてがんがんポイントが貯まるという感覚が何より楽しかった。
しかも、もらえる商品の中に300ポイントで日本の地震に寄付できるという
商品があって、それと交換するために必死に貯めたw

日本では店が表示されなくて使えないのが残念やけど、
広告主からしてもインセンティブはあるものの広告をインタラクティブに
見せれて、商品への認知もバーコードスキャンで印象づけれる。
日本でもおもしろい広告手法になるんじゃないかと思えた。
食品メーカーさんとかが出稿すると良さそう。

あとはサービス側としてお店との提携は必須だと思うので、
日本やとTSUTAYAと提携したりして進めれるといいんじゃないかと思えた。

このサービスについては引き続き、サービス創る目線でも研究を続けて
いきたいと思う。

 

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