- 1年前ぐらいに出された梅田望夫さんの本やけど、
- 改めて読んでみて金言をいくつか備忘録。
- ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!/梅田望夫
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■変化の予兆を感得せよ
パラノイア(病的な心配性)だけが生き残る。-アンディ・グローブ
『IT産業というのは、つねに大変化の波に揉まれていることを前提に
経営しなければならない。
その変化というのは、いつどのように忍び寄ってくるのかよくわからない
ものであり、何の前触れもなく襲ってくる。
変化に対して臆病すぎるほど敏感でなければならない。
組織全体の神経を研ぎ澄ませて「変化の予兆」を感得できるものだけが
生き残る』
■CEOがスタンダードを決める
CEOが会社のすべてのスタンダードを決める。
「会社の文化」を形成するすべての特質を決定する。-ゴードン・ベル
■自分で動く、贅肉のないチームづくり
トップレベルのチームはマネジメント重視でなく、行動重視でないと
駄目だ。-ゴードン・ベル
ゴミを捨てたり、ピザを頼んだりするような、些細でどうでもいいことを、
自分でさっとやってしまうか、それとも「これをやる奴は誰なんだ」と人を
探すか、という違いは本当に大きい。
「行動重視」というのは、そこにいる奴が自分の手を動かせ、
というメッセージです。誰がやってもいいことだからこそ、自分でさっと
ピザの注文の電話くらいかけられるようでありたい。
そういうフットワークの軽さ、行動重視の人こそベンチャーでは望ましい
のです。
スタートアップを成長段階ごとに診断する方法論
「ベル・メイソン診断法」(http://www.bellmasongroup.com/framework.htm )
■データで判断し、行動する
政治的になるな、データを使え。-マリッサ・メイヤー
新人が「I like~」と言ったところで誰もあまり意に介しませんが、
階層構造の上に位置する人間が、会議の席で「I like~」つまり
「自分は・・・が好き」という言い方をすると、知らず知らずのうちに、
その地位のパワーを行使することになってしまいます。
結果として、それが「政治的に動く」ことになるという意味です。
■ファクト・ベースの意思決定が一番だ。
その素晴らしいところは階層構造をくつがえしてしまうことだ。
ファクト・ベースの意思決定であれば、いちばん若い下っ端の人間が、
いちばん上の者を議論で打ち負かしてしまうことができる。-ジェフ・ベゾス
■おそらく、すべての成功したアントプレナーは、マイクロマネージャーだ。
でも、あなたが何に集中し、何は放っておき、どこを別の人に任せてその
決定権を委ねるか、そういうことにあなたは賢くならなければならない。
-ミッチ・ケイパー