年末は実家に帰るものの
結構、暇なので何冊か本を買って帰省します。
今年はビジネス本2冊、エッセイ1冊。
そのうちエッセイ本がこれ。
落語家立川談春のエッセイで、
内容はあの有名な立川談志に弟子入りして、
前座の辛い時代から真打になるまでを、
面白おかしく書いてます。
ためになる本というよりも、
内容が笑えて、師匠の愛などどこか胸にしみる本でした。
そんな中でも談志師匠が17歳の談春の落語を聴いて
アドバイスをする台詞が感銘をうけた。
『型ができていない者が芝居をすると型なしになる。
メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを
押し出せば型破りになれる。どうだ、わかるか?難しすぎるか。
結論を云えば型をつくるには稽古しかないんだ。』
型稽古の守・破・離じゃないが、仕事でも十分、通じるものが
あると思う。
自分も学生インターン時代に営業を教わったときは
イケてる先輩に必死に同行して、まったく同じ振る舞いが
できるようになろうとした記憶がある。
まずは真似して型をつくって、学んだ基本に自分なりの
応用を加えていく。
型をつくるには稽古しかない。
自分は元々あれもこれも器用にできるタイプではない。
こと仕事に関しては特に。
いつか自分なりのオリジナリティが出せるように。
これからも愚直に事業責任者としての
稽古を積んでいこうと思う。
にしても落語っておもろいなぁ。
落語も勉強したい。