今日はお休みもらって表題のイベントに参加してきました!
何でも去年めっちゃ盛り上がったネットビジネスのイベントらしいです!
内定先のECナビも新卒採用のプロモーションで参加するらしいので
行ってきました!!!
実際に行ってみると、学生はあんまりおらず、
ほとんど社会人の人ばっかりって感じでした…。
webのマーケティングやったりプロモーションや広告で利用したい
企業の方たちが見にきてるんかな?
さて、そんなイベントの中でも特に興味深かったお話を2つほど取り上げ
させて頂きます。
まず1っこめ
【基調講演】
「ネット第一世代と第二世代:何が維持され何が変化しているのか?」
早稲田大学IT戦略研究所/早稲田大学商学部・大学院所長/教授
根来龍之氏
どんな話しだったかというと、ちょっと難しかったのですが、
インターネットの流れにおいて『ビジネスの論理』(市場メカニズム)と
『コミュニティの論理』(情報の民主化)のせめぎあいの均衡点が
変わってきたというお話し。
インターネットのサービスは運営の基本メカニズムは
『コミュニティの論理』(情報の民主化)によってタダで使えることが
主流になっています。
ですが、サービスというのはビジネスの論理では交換(等価性の納得)
つまりお金との交換などによっておこなわれるのが原則です。
情報の所有においても『ビジネスの倫理』で考えれば排他的独占が
基本ですが、コミュニティの論理では『公開と連結』が原則となって
きています。
参加の目的においても『ビジネスの論理』では自己利益(金銭)が目的と
なりますが、『コミュニティの論理』では自己の利用のために使います。
つまりは市場メカニズムと情報民主化の均衡点が
変わってきたということ。
2つの論理の接点の例を出すと、
例えば第一世代『2ちゃんねる』→第二世代『mixi』
第一世代の『2ちゃんねる』においてはより情報民主化の論理が
強く働いていますが、第二世代の『mixi』においてはビジネスの論理が
強く働いています。
例えば『初代Napster』→『youtube』
これも『初代Napster』には情報民主化の論理が強く、
『youtube』にはビジネスの論理が強く働いています。
つまり、第二世代ネット革命の進展において
ネット第一世代のサイバーコミュニティや掲示板、
メーリングリストから、第二世代はよりビジネスの論理が強くなってきた
ということではないかと僕は解釈しました。
う~ん興味深い。
次は2こめ!
【パネルディスカッション】
「激変するメディア、CGMの可能性と未来について」
これは簡潔に述べたいと思います。
CGMにとって来年はクレンジングの年になるのではないかということ。
『youtube』などの著作権のようにいい意味でも悪い意味でも淘汰が
行われる。
友達に送るメールにアドセンス広告、
コミュニケーションにアフィリエイトをする。
クレンジングの後はヘッドではなくテールの部分にどうやってコンテンツ
を表示させるかが大事になるそうです。
現実、ユーザーがアフィリエイトの収益だけで食べていくのは厳しい…。
アドセンスで儲けるためにはテールで横串に収益をあげるモデルが必要
だそうです。
おまけに面白かったな~と思った、ネットサービスを紹介!!
チームラボ株式会社の『視覚化検索エンジン』と『SAGOOL(サグール)』
『視覚化検索エンジン』とはモノの関係性を可視化し、
知らない好きなものを、直感的に探すための新しい検索エンジン
だそうです!!
実際に関係性を高次元空間に記述して、マッピングがおこなわれており
思わず、すげぇーって思いました。
マッピングセレクトウェア
あと『SAGOOL(サグール)』
世界初、よりオモロイもの順にランキングされるオモロジックを搭載した
検索エンジンサービス。
単純に知りたい情報というよりはその検索ワードにまつわるオモシロイ
情報を探してきてくれる検索エンジンです。
何でもオモロジックっていうアルゴリズムで作られているそうです。
SAGOOL
中々、オモシロイ1日でした!!