in 仕事

社長と営業

今日は社長と営業に行ってきました。

今まで他の人と営業に同行したことはあるけど、社長と行った

ことは1度もない…。

先輩とか事業部長の話を聞いていると、

社長の営業は誰にもマネできない営業スタイルとのこと…。

何でも人の懐にひょいと飛び込むのが上手くて、

気付いた時には、じゃあ一緒に何か仕事しましょうという

雰囲気になっているそうだ。

実際に社長は先輩の社長さん方と関係を築くのが

とても上手い人なのだ。

誰でも知っているような有名な社長さんと飲みに行ったりしているし、

その関係から大きな仕事をとってくるのも社長だ。

ココが社長の強みなんだと思う。

人に気に入られるにも、『コイツ面白いやつやなぁ』とか

『若くても一目置かれる存在』でないと、社長クラスの人達だって

相手をしてくれるはずがない。

今でこそ、社長のポジションだからということもあるかもしれないが、

まだ、会社が全然小さきときから、その強みを生かしてきたのだと思う。

ということで、今回の案件も社長繋がりで

僕は社長が話を詰めてその後の引継ぎで同行するのだ。

社長の営業を見たことがなかったので、当日はワクワクするやら、

不安やら…。

ほんでこっからが今日の話。

アポが15時からだったので、朝に社長と話を詰めてから行こう

と考えてたのですが…。

社長こねぇ!!!!

昼を回るもこない…。

14時を過ぎるがこない!!

ということで自分だけでも急いでクライアント先に移動…。

移動中、電話が入って会社の人から、現地に5分前に集合だそうだ…。

さすが社長だ…。

で社長は5分前ちょっきりに到着!

ちょっとハラハラしてしまいました。

まぁ営業はあんまり早く来ても失礼なんで、

3分前とかが暗黙の了解なんで問題ないのですが。

社長とエレベーターに乗り込んで、

受付から中に通されてしばし部屋で待たされる。

社長は何と鞄からPCを取り出し、メールとかチェックしたり、

相手方のHPなどを見出す。

まぁ事前に調べておいた情報を共有しておいたので

問題なかったのですが。

待ってる間、社長と雑談。

『社長、社長はどんな営業するんですか?』

社長

『別に普通だよ。まず相手の話聞いてー、相手の状況とか課題とか

見つけてー。で、後は翔太に任せるから頼んだよ。』

『えっ!?マジすか!?』

社長

『そろそろ来るかなー。』

な、流された…。

そんなこんなしている内に人事の方が来られる。

しかも3人!!

名刺交換をしてみると一人は取締役の方でした。

その方もとても若い!20代後半か30代前半かな。

とても快活でパワフルな方で、出だしから話はどんどん進む。

取締り役の方

『すいません、本日はわざわざ来て頂きまして、

○○社長は弊社の代表とどこで知り会われたんですか?』

社長

『何度かお会いしたことがあるんですけど、こないだのお花見で~』

取締り役の方

『あ~○○は毎年、お花見はよくいくんですよ~』

と、のっけからいい感じに。

そこから、どんどん本題に移ってきて…。

そもそも、今回のクライアントはネットのベンチャー企業だった

のですが、ネット業界は狭いので有名です。

人事同士であったり、社長同士の繋がり深いし、

どこかの会社がこんなことしだしたなども、すぐに伝染していくの

です。

うちの会社はこの夏、

ネットベンチャー系のクライアントで良い実績を出しているので、

それが伝わっていたのか、その話を軸に話は良い方向へ。

どうやって実績を出したかの細かい話を僕がして、

社長が自社のサービスを魅力的にPRする。

まぁ、ほとんど社長の雰囲気というか、

自社のサービスの話し方の巧さのおかげです!

やっぱり社長は凄い!!

話の終盤では取締役の方も、

ほぼほぼやる気の内容になってきて、

取締り役の方

『いや~ほぼこの媒体にはお願いすると思います。

あとは打ち出し方を社内で調整させて頂きますよ。』

僕&社長

『ありがとうございます。』

とのお言葉を頂く。

帰り際にも話は弾んで、創業したときの話とかで

1時間ぐらい話し込んでいました。

その後、商談も終わってお礼を言って

エレベーターに乗り込む。

『いや~社長良かったですね~。』

社長

『そうだね~向こうの人も乗り気だったし、うちのサービスも

よく理解してくれてたしねー。』

『社長の営業が良かったんですよ。』

社長

『別に普通だよ。てか、翔太、昼飯食べた?

ラーメン食べてかない?』

『もう、16時過ぎですよ。とっくに食べましたよー。』

とか何とか言いながら、ラーメンを食べに行きました。

ラーメンを食べながら、ふと思ったのですが。

うぉ!何でかわからんが、冒頭の書き出し通り、

『気付いた時にはじゃあ一緒に何かやりましょう』ってなってる!

と評判通りだと確信した一日でした。

Write a Comment

Comment